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★症状名★コラム

顔面神経麻痺(ウイルス性)|症例紹介⑤

投稿日:

症例⑤
患者
男性 50代

来院
2019年3月14日

 

 

顔面神経麻痺の症状と来院理由

約1週間前(3月8日)に顔に痺れを感じだす。その後、顔の右半分の筋肉が動かない状態になる。

耳鼻科と脳神経外科を受診、レントゲン、MRI検査等を終えるも異常は見られないとの事

ウイルス性の顔面神経麻痺と診断される。

抗ウイルス剤と途中からステロイド投薬を受ける。

 

 

顔面神経麻痺の治療

治療と経過

ウイルス性の顔面神経麻痺との診断を受けておられたが顔に異変を感じてから5日程度しか経っていないにも関わらず発熱などの様子がないことから慎重に進める。
生活習慣などを伺うとすでに飲酒等も制限されており、必要最小限の注意事項のみをお伝えする。

脈状は『やや数、虚、沈』
証は『肝虚肺実』
※証については開始直後は毎回変化するが初回のみ記載しています。

2回目(3月15日)変化は感じられる。感覚が戻ったような気がする。

5回目(3月19日)かなりいい感じだと思う。口唇に違和感がある程度。
7回目(3月26日)ほとんど違和感がなくなってきた。

9回目(3月29日)痺れも何も感じなくなっている。

 

施術した主なツボと関節等

曲泉、陰谷、尺沢、陰陵泉、翳風、人中など

 

同時に治療した症状

両肘痛

 

顔面神経麻痺の施術ポイント⑤

施術開始が発症から早いことが早期の回復につながった症例である。当院での施術例では最短での回復例となった。
顔面神経麻痺における問題点で神経に着目点を置くことが多いが筋肉に着目することでいい結果を導き出せた症例である。
今回、投薬なども日が浅いこともあり、デトックス期間も不要であった。
肝機能の回復のみに着目したことで最短での回復となったと考える。

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